ウォーミング-Up部

     (2) H26.4.19 経済よもやま話
     (3) H26.5.10 経済よもやま話
     (4) H26.5.17 経済よもやま話
     (5) H26.6.7 経済よもやま話

     1. 人口は、「経済や社会の活力の源だが・・・・・・」
       日本の出生(h25年)1,209,800人 - 死亡(h25年)1,268,400人 = ▲ 238,000人と毎年減少している。
       人口予測 2013年10月 1.2億人(200年に比較 ▲80万人
            2048年   1.0億人割れ
            2060年   0.86億人(現在の2/3)
       出生率の高い県・・・1位/沖縄1.94人 2位/宮崎1.72人 3位/島根・熊本1.64人  5位/長崎1.64人 6位 鹿児島/1.63(平均1.43人/組)
       出生率の低い県・・・1位/東京1.13人 2位/京都1.26人 3位/北海道1.28人 4位/ 神奈川・奈良1.26人 6位/大阪1.32人
       <結論>日本において、一億人の人口を維持し続けるには、女性(15才〜49才)が3人(2.7人) 生むと保たれる。

        アベのミクスでの「成長戦略」・・・「女性対応」
          @保育所の充実 A男性も育児休業 B第2子以降の出生児・・・手当税制で優遇  C不妊治療助成
        フランスでは、GDPの3%を第1子〜第3子の手当にしている。
        日本では、GDPの1%を  々

        日本の出生率経緯 1647年4.5人/組 2005年1.26人/組 2013年1.43人/組

     2. 生鮮品プラント(日本が先行)
      (1)大気社(空調) レタス工場一式5億円。シンガポール、インドネシア、マレーシア他へ。イスラム圏へ・・・一番多い
      (2)IMTエンジニアリング(本社:東京・新宿) 契約額5,000万円×2。モンゴル・グランバートル等2カ所。H27年初稼働。
      (3)ベンチャー企業みらい (本社:東京 千代田)レタス。モンゴルで2カ所稼働中。ロシアや中東(イスラエル)へ計画中。

     3.地銀の活躍
      「農業」から6次産業へ切替え、支援・融資する。( 6次産業・・・新しい産業 )
      (1)愛媛銀行の場合
        ブランド名 「小さな農園」愛媛っ子・地鶏へ融資する。(1,500万円の飲食店も開店する。アイディアを重視)
      (2)八十二銀行の場合
        日本ワイン農業研究所へ2.8億円融資する。・・・県内ブドウで醸造所建設。(H26.7月発表、年内創業、予定)
      (3)中国銀行(岡山県)の場合
        ベジタコーポレーションへ1億円出資。(カット野菜工場建設に際し、出資した。h26.12月の操業開始予定。 2〜3年後は100億円を目指す。

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     (6) H26.6.14 経済よもやま話

     1. アメリカのGDP(H26年 1〜3月)159.466億$
       個人消費 100.123%  3% ↑(H25.10〜H25.12比)
       民間設備  20.121%  -3.1% ↓(〃)
       民間住宅投資 4.181% -5.7% ↓(〃)
       民間在庫   8.74%  - (〃)
       総輸出   4.194%   - (〃)
       政府支出  28.649%  -0.5%(〃)
       見通し、 4〜6月 急回復するだろう ⇒ 株価-上昇
       市場では、2015年にかけて年2.2%(GDP)増加(経済成長率)するとの予測。

     2.日本の国際収支(4月)
      輸出59.796億円 - 輸入67.600億円と ▲7.804億円@(貿易収支) / サービス収支(旅行等) ▲6.597億円A
      第1次所得収支(研究開発配当等) 18.331億円B / 第2次所得収支(贈与・無償資金協力等) ▲2.056億円C
      経常収支 @+A+B+C=1.874億円

     3.日本の、2013年貿易収支
      輸出708.564億円 - 輸入846.052億円 = ▲137.988億円で、昨年の日銀・景気判断は次のとおり。
      2013.4月/弱めになっている 5月/下げ止まりつつある 7月/持ち直しに向かう動きも見られる  9月/持ち直しつつある
      2013.10月/持ち直しつつある  2014年3月/持ち直しが明確になっている 5月/??

     4-1. 消費税Upの影響(H26年6月新聞)
       実感なし9% / 生活に影響なし33.8% / 節約で吸収可能25% / 生活に少し影響25.1%  / 生活に大いに影響7.1%
       ⇒ 今後、節約に励みます

     4-2. 消費者心理について(H26年6月新聞)
        景気は、底入れの感。(H26年5月期の消費者態度指数 2.3%↑(4月比))
        @暮らし向き、雇用向き等4項目は、5月は上昇  A旅行等、先行きは良好   Bレジャー他 50.8P C小売り・・・反動は超えた  Dコンビニ・スーパー・・・景気回復
     5.法人税を10%下げることについて( 35% ⇒ 25%。日経センター試算 )
      @2030年では、GDPを約50兆円押し上げ、(今の儘で行くと成長率はマイナス0.9%の経済成長率)
      A成長率もプラス1.9%GDP669兆円となるだろう。(単純に、法人税25%↓が消費税換算では12%↑に相当。)

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     (7) H26.7.5 経済よもやま話

    1. 最近の経済状況
     (1) 5月の鉱工業生産(先行指数)
       2010年に比較し、99.8%迄回復した。(主要15業種の内、8業種で上向いている)
       @自動車・部品: 輸出1.9%↑ A織物・繊維: 学生服1.9%↑  B電子部品: スマートホン他0.4%↑
       C情報通信:9.3%↓ D石油・石炭・製品 5.8%↓ E金属製品 5.2%↓

     (2) 企業向けサービスの状況
        H25年5月に比較すると3.6%Up(Upは、3年振り)

     (3) 人手不足を浮彫り(6/27新聞)
        5月の求人倍率1.09、失業率3.5%(特徴:@失業率は改善。 A地方の労働力が流出。)
       勤務地別有効求人倍率 @東京1.54倍 A福島1.44倍 B富山・岡山・香川1.4倍 E大阪1.10倍

     (4) 人口減で市町村が無くなっている。(@39(47)市町村が合併・減 A1,440市町村の内、80%で人口減)
       人口が増えている市町村・・・@東京0.53%↑A沖縄0.42%↑ 以下、愛知、神奈川、埼玉、宮城、福岡
       人口が減っている市町村・・・@大阪-0.08%↓ A高知0.84%↓

    2. ドイツの財政
     (1) 2015年に、赤字国債発行停止 (46年ぶり。'69年から赤字となっていた)
       国債停止の要因としては、好況と増収で、今年の国債発行65億ユーロを最後とする。日本の 債務残高は、
       GDPの200%だが、ドイツは、80%であり、2017年には、70%以下となる予定。ドイツ失業率も 現在10%台から2%に改善される。

     (2) 経済のサイクル    @税収↑ ⇒ A雇用↑ ⇒ B賃金↑ ⇒ C家計・所得↑   (経済は、@〜Cの繰り返し)

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     (8) H26. 7.12 経済よもやま話

    1. 税負担(額・感)について
     北欧(デンマーク、フィンランド、ノルウェー、スエーデン)は20%〜25%、日本は8%だが、 痛税感が大きい。

    2. フィリッピンの経済状況 (特徴:300年間、欧州の植民地後、50年間アメリカが 買い取った経緯がある。)
     (1)2014年 1〜3月のGDP成長率5.7%(通年・予測7.5%)
       海外からの業務受託額(請負)は、GDPの70%を占めている。その他、 コール・センター運営や、台風が多く、復興予算額が大きい。
     (2)原動力の分析
        @外部受託が大きい Aデザイン・法律文書分野のビジネス大  BIT分野(携帯電話・ゲーム・ソフト)が得意 C人口大が強み(2014年度中に 1億人に達する。)

     (3)課題・問題点
       @人口増に対する雇用確保 Aインフラの遅れ B製造業の遅れ C治安・ サービス経済 D華僑が多くの企業を独占
     (4)日本からの企業進出
       ユニクロ・・・現在、出店22カ所(売場面積1,550坪。将来は50店舗計画)
       ローソン・・・合併・出店する準備
       ラーメン店・・・山頭火や一風堂進出中
     (5) @政情/現、アキノ大統領で安定 A人口/1億人 BGDPの70%は 消費/メイド、看護婦、船員

    3. 日本企業の海外進出
      現状、対外資産325兆70億円  (=(出資)政府・企業 -(負債))は、 前年比9.7%Upとなっている。)
      (内容)M&Aと新興国への進出が中心で、直接投資117兆 726億円31%↑、海外貸付111兆6,316億円28%↑の他、出資・株式18%↑
      (外国との比較)中国/207兆6,101億円38%↑ 独/192兆2,121億円57.7%↑  スイス/102兆5,786億円22.3%↑ 香港/80兆8,232億円27.5%↑

    4. 年金運用
      (1)7月4日、GDIF(年金積立管理運用独立行政法人)が、国内株2,500億円 買い増した。(「年金の内18%を限度として、株式購入可規定」。 20%迄可、予定)
      (2)株価利益率9%、外債利益率32%で、2001〜2014年間で収益35兆4,415億円となっている。

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     (9) H26. 7.26 経済よもやま話

    1. 2014年 一般会計
      歳入                   歳出
       A.税収50兆円             B.基礎的財政
       A.その他4.6兆円(計54.6兆円)   B.対象経費(計72.6兆円)
       公債金41.3兆円            国債費23.3兆円
       ----------------------------------------------
       計95.6兆円              計95.9兆円
      今年度赤字 72.6 - 54.6 = ▲18兆円(※)

      ※政府は、2020年迄に、財政収支を黒字目標

    2. 「景気」を図る指標
      (1)生産(造る)を観る
        @鉱工業生産指数(2010年を100として)  A前月比(5月0.7%↑)   B状況(2013年12月水準迄回復)
      (2)景気を感じる
        @消費者態度指数(満足全体を100p)  A41.1p(6月より1.8p↑)   B状況(2013年12月に迫る)
      (3)雇用(職を得る)として
        @有効求人倍率(希望=就業を1.00)  A1.09倍(5月比較0.01p↑)   B状況(21年11ケ月振りの高水準)

      ※1「改善途上」の例
       @個人消費(消費者総合指数 H15年=100)  A106.4(5月1.3p↑)   B2ケ月振りの改善(13年1月と同水準)
      ※2「反動減」の例
       @設備投資(機械受注)  A6,853億円(5月比19.59億円↓)   B2ケ月続けて減少
      ※3「停滞」の例
       @実質輸出(2010年を100)  A95.5(5月比2.21p↓)   B2ケ月続けて低下

    3. 赤い国際金融 (中国の思惑。BRICS、AIIB設置計画)
     (1)BRICS開発銀行開設決定(中国が主導) 本店:上海(予定)  出資:ブラジル、 ロシア、インド、中国、南アフリカ 各国100億$(将来1,000億$)
     (2)アジアインフラ(AIIB)投資銀行
       中国が東南アジア、中東等に参加(投資)を要請し、今年中に覚書を交わす予定。 (中国が、出資として500億$以上を出す。)
       ※1 米国や日本は参加の意思なし  ※2 韓国は、米国(軍事同盟)と中国(経 済依存)の板挟み  ※3 アジアを中心に21カ国が参加へ
     (3)中国の思惑 (悲願)
        1. 欧米主導の金融秩序(ブレトンウッズ)への挑戦   (稼働中、@ 世界銀行 A IMF(国際通貨基金) B ADB(アジア開発銀行)
           C 米州開発銀行 D欧州開発銀行 E アフリカ開発銀行 )
        2. 発言力を高めたいが、米国が認めない →それなら自分たちで新しい体制を作ろう   →先ずは、アジアから味方を増やして
         →国内の銀行(国家開発銀行、中国輸出入銀行)も活用する

     (4) 参考:アジア開発銀行(ADB:稼働中)
      大株主(出資比率は、15.67%、中国6.47%)は日本。インドや中国は沢山借りている。アフリカ中心に1兆円援助している。

    4. 世界の軍事費・・・中国については公表値で、詳細は不明。
      @アメリカ6,400億$(前年比 -7.8%↓)A中国1,880億$(+7.4%↑)Bロシア878億$(+4.8%↑)  Cサウジアラビア670億$(+14.3%↑)
      Dフランス612億$(-2.3%↓)以下、英、独、日、インド、韓

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     (10) H26. 8. 2 経済よもやま話
     (11) H26. 8. 9 経済よもやま話

    1. 足元の景気
      FRB・・・8月末に政策発表予定 / 直近の日経平均株価14,777円
    2. 国家破綻
      デフォルト(債務不履行)とは・・・・国債元利金不払/国債元金支払遅延等
      近年にデフォルトした国・・・1996年ベネズエラ、ロシア /1999年エクアドルカ、パキスタン /2003年ウルグアイ /2008年エクアドル
    3. ニッチ産業(中小企業・・・すき間産業のこと)
      @スタック電子社がリーダー(光伝送、TAMAブランド)  AAMATERS社がリーダー(東京大田区、飛行機)
    4. 貿易の流れ
      輸出における、「書類」、「情報」、「貨物」 の流れ(フロー)を解説

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     (12) H26.10.25 経済よもやま話